『メタ・コーチング』
L.マイケル・ホール & ミシェル・デュヴァル 著
田近秀敏 監修
佐藤志緒 訳
ヴォイス 刊 http://www.voice-inc.co.jp/book.aspx
2,730円(税込)
信念、価値観、フレーム、意味といった「メタ」レベルの意識に働きかけ、個人はもちろん組織の変化や成長を促す。
◆ハイパフォーマーは、プライマリ・ステイト(知覚・情動)とメタ・ステイト(思考・感情)を協働させている。
◆意味の創造・選択によって、人がどのように機能するかを説明する「神経意味論(ニューロ・セマンティクス)」
◆「メンタル・マップ」の働きを、人や組織の変化の促進に活用。
◆「感情」は、内的世界と外的世界のギャップを伝える大切なシグナル。
◆メタ・コーチングは、その人の状態や成長ステージにあわせて、変化や成長を効果的に促進する。
◆「メタ認知」を活用したコーチングで、これまで、自分が勝手に制限を設け、他の可能性を探求していなかったことに気づく。
その実践効果。たとえば……
★コーチングで今まで以上の結果を出すための、人の変化のメカニズム、メタ・コーチングの前提と基礎がわかる。
★メタ・コーチングのフレームワークのうち、「自己実現モデル」「メタ・ステイト・モデル」「マトリクス・モデル」「変化軸モデル」を中心に学ぶことで、卓越したコーチと同様の成果を上げるために習得すべき事柄が明確になる。
★コーチングにおけるスキルを第三者の視点から定量的に評価し、改善や革新を推進する「ベンチマーキング」の本当の意味、重要さが分かる。
「何を、なぜ、どのように進めるのか?」 段階を追って学べる、最新のコーチング理論解説書
本書ではメタ・コーチングの中核となる25のスキルを、3つの分野に分けて紹介していきます。
最初に紹介するのは「コーチングに不可欠なスキル」、つまりクライアントの話を精聴し、支援し、適切な質問をするためのコア・コンピテンシーです。二番目に紹介するのは「コーチング・ダンスを通して変化を促進するスキル」です。最後に紹介するのは「卓越性を追求するためのコーチング・スキル」、つまり、より「効果」に焦点を当てたコーチングに不可欠な上級スキルです。
経営者、人財育成・組織開発担当者、コンサルタント、コーチングを習得したいすべてのビジネスパーソンにおすすめです。
田近秀敏
(→プロフイール)
目次紹介
第1部 フレームワークによるコーチング
第1章 なぜコーチングが必要か
第2章 自己実現のためのコーチング
第3章 なぜメタ・コーチングなのか
第4章 メタ・コーチングの前提/認知的およびメタ認知的コーチング・フ レームワーク
第5章 メタ・コーチングの原則
第6章 コーチングのメタ・ステイト
第7章 マトリクス・コーチング/マトリクスに働きかける
第8章 コーチングに不可欠なスキル/卓越したコーチングのためのスキル
第9章 ベンチマーキング/コーチングのメタ・スキル
第2部 変化を促進するコーチング
第10章 ベンチマーキングで変化を起こす
第11章 変化のモデル
第12章 変化のレベル
第13章 変化のメカニズム
第14章 変化軸モデル
第15章 変化を啓発し、誘発する
第16章 変化を創造し、定着させる
第17章 チェンジ・エージェントとしてコーチが果たすべき役割
第18章 変化軸上でコーチのスキル、役割をベンチマーキングする
第19章 すべてを1つにまとめあげる
★巻末にメタ・コーチングに関する用語集を収録
さらに詳しく知りたい方は
ヴォイス社のブックコーナーのページをご覧ください。
→ http://www.voice-inc.co.jp/book.aspx