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コーチングコラム

21世紀の人材育成への視点

第2回 : 能力開発型アセスメント(2)

人材開発のテーマのベスト7をご紹介しましょう。

  1. 若手社員の戦力化
  2. 次世代リーダーの早期育成
  3. ライン・マネジャーの育成
  4. 事業経営マネジャーの育成
  5. 専門職の育成
  6. コンピテンシーの明確化
  7. 経営幹部の育成

かつては、管理職の能力開発がトップでした。現在は人材開発の焦点が若手社員にも向けられ、彼らに活躍の場を与えていこうという意図が感じられます。

アセスメント研修の対象者は管理職と経営幹部候補者になる場合が多いです。アセスメントによって、人材育成ニーズと組織課題が抽出されます。その情報を、以下のものに活用していくのです。

  1. 能力開発
  2. キャリア開発
  3. 選抜
  4. 適材適所の配置
  5. 組織課題への対応

能力開発への対応ですが、企業内トレーニング、外部トレーニング、ビジネス・コーチング、OJT、タスクフォース、などのプランに具体的に落し込んで実施していきます。

さて、アセスメント研修の意図は選抜あるいは能力開発です。
従来のアセスメント研修では、課題を適切に処理する能力や問題解決能力に焦点を当てた実習を重視しました。

しかし、今後は自主的な目標課題設定と行動計画立案の能力がより重要になると考えられます。これは前回お話したマネジメントの変革の流れに対応したものです。すなわち、「指導援助型管理」手法が主流になるにつれて、組織目標に関連付けて自分の目標を設定し、そのやり方を決定するという自主性が問われているからです。
自主的な開発に必要なことは、自分がどこにいるのか、そしてどこに行きたいのかを知ることです。これらを自分自身の視点と他者の視点から知ることによって、客観性が高まります。「どこにいるか」を自分の視点から見ると、職務遂行能力自己評価になります。

他者の視点からは、多面的評価による認識になります。「どこに行きたいか」を自分の視点から見ると、目標願望です。他者の視点からは、企業のコア・コンピタンスや行動基準などになります。それぞれのギャップを自分で認識して、そのギャップを埋めるための取り組みに責任をもたせるために、情報と決断の場所を与えることが出来ます。能力開発型アセスメント研修は、その可能性を提供するものなのです。

第3回 : コンピテンシーを活用する人材育成(1)

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